外構工事に必要な資格やスキルを知りたいです。
どんな資格があれば稼げるんですかね?
こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 【ポイントは3つ】外構・エクステリア工事の稼げる資格とスキルの選び方
- 【内容から費用まで】外構・エクステリア工事に必要な資格とスキルの総まとめ
- 【月収100万を実現する】就職から独立までのスキルアップの手順
- 記事を書いた人
- 20歳に建設業で起業し、1人親方からスタート。
- 借金3000万円のどん底から月収100万円を5年目で達成。(現在6年目)
- 現在は社員1人を抱えて建設業をやりつつ、コンテナ事業、ネット事業で月100万を稼ぐ。
- エクステリア造園CADの『オーセブン』コンテストで外構図面の特別賞を受賞。
外構・エクステリア工事の資格やスキルはかなり多いので選ぶのに迷ってしまいますが、この記事を読めば、選び方からどんな順番で身につけていけばいいかがわかります。
実際に月収100万を達成した私が、稼げる資格やスキルをピックアップしています。
この記事の前半では「外構工事の資格やスキルの選び方とその種類」について、後半では「資格やスキルを身につける順番」をまとめました。
外構工事の資格やスキルの全体像を知り、大きく稼いでいきたい方はぜひ記事を読んでみてください。
【ポイントは3つ】外構・エクステリア工事の稼げる資格とスキルの選び方
「外構・エクステリア工事」の業務内容は非常に幅広いものです。だからその仕事に関する資格やスキルも大変多く、どれを選べばいいのかわからないくらいです。
20種類以上もある資格やスキルのうち、大きく稼ぐために必要なものの選び方を最初にまとめていきます。
選び方①:基本を一通りおさえる
働き始めの1年目は、とにかく現場のスキルを高めていきましょう。あいさつから時間厳守の徹底、道具の使い方、工事の進め方など、仕事の基本をきっちり身につけることが大切です。
最初の仕事は資材を運んだり先輩の手伝いをしたり、現場の片付けをしたりなど、任されることは雑用が多いです。
その中で、先輩たちがどんな仕事をどのようにやっているのか「目で見て学ぶこと」が求められます。
この基本がないと良い仕事はできませんので、1日1日丁寧に積み上げていって下さい!
選び方②:得意分野をつくる
ひと言で「外構工事」といっても、その仕事内容はたくさんのジャンルに分かれています。例えば以下の通りです。
- ブロック系(コンクリブロックの積み上げなど)
- エクステリア系(フェンスやカーポートなど)
- 左官系(漆喰で壁を塗るなど)
- 塗装系(壁のペイントなど)
- 建設車両系(ショベルカーなどの操作)
- 大工系(木材などの制作)
- 給排水系(庭の水まわり)
- 植栽系(草花や植木の植え込みや剪定など)
- 土木系(壁を壊したり穴を掘ったりなど)
- 電気系(庭のライト設置など)
え〜、こんなにやることがあるんですか!?
いきなりこんなにあるかと思うと驚いてしまいますよね。
でも大丈夫です!少しずつ経験していって、できることをコツコツ増やせばOKです。
そもそも1人ですべて完ペキにこなすのは無理ですので、外構工事の現場ではそれぞれのスペシャリストたちが協力して仕事をしています。
だから、大事なのは「自分の得意分野を作る」ことです。
「◯◯の仕事だったら、自分に任せて下さい!」と言えるくらいの得意ジャンルを作ると自分の価値が高まりますし、今後独立してやっていく上でも非常に大切なこととなります。
最初のうちは何が自分に向いているのかが分かりませんので、1〜2年と経験を積み重ねる中で、「これだったらできそう!」「この仕事が面白い!」というものを見つけていってください。
選び方③:稼ぐ土台となるCADは必須!
大きく稼ぐための最重要スキルが「CAD」(キャド)です。初心者にもわかるように説明すると以下の通りです。
- CADとはパソコンで設計図を描くこと(上の画像がそれです)
- 依頼主に完成イメージを見せることで、イメージを共有できる
- 工事をする人も図面を見て作業を行う
中でも大事なのは②の「依頼主とイメージを共有できる」です。
つまり、独立したときに営業しやすくなるのです!
さらに解説するとこんな感じです。
- 外構工事で大きく稼ぎたい場合、独立する必要がある。
- 独立したら自分で仕事を探さなくてはいけない。
- 家まわりの工事は1件ごとに内容が異なるので、お客さんは完成図をイメージしづらい。
- CADで作成した完成イメージがあると仕事が決まりやすい。
実際に私もCADでイメージ図が作れるから、仕事がひっきりなしに入ってきます。
「CADのスキル」は大きく稼ぐための土台です。身につけるまでの勉強はけっこう大変ですが、月100万稼ぐためには必須だと思います!
【内容から必要な費用まで】外構・エクステリア工事に必要な資格とスキルの総まとめ
外構・エクステリア工事の資格やスキルは大きく分けて3つあります。
- 国家資格と民間の資格
- 技能講習
- 現場のスキル
それぞれの内容だけでなく、資格や講習については費用や取得できる場所などもまとめていきます。
外構・エクステリア工事の資格のまとめ
6つの国家資格
まず最初に押さえておいてほしいのは、外構・エクステリア工事をやるにあたり国家資格は必須ではありません。
えっ、じゃあ別にいらないんですかね?
なくても仕事ができますが、独立して大きく稼ぎたい方は資格をとるのも意味があります。なぜなら「お客さんからの信頼」になるからです。
「私は国家資格の造園施工管理技士1級なので、お庭のことをお任せ下さい!」
営業のときにこうやって言えたら、お客さんも安心して仕事を依頼することができますよね。仕事を自分で見つけていく独立を目指すならば、国家資格の取得も頭に入れておいてください。
①造園施工管理技士(1級・2級)
- 特徴
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- 住宅や庭園、屋上、公園など、造園に関する工事の責任者として、計画から現場管理までを行える国家資格。
- 1級を取得すると行政や企業からの造園工事依頼も受けられるようになる。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数は1級、2級ともに年1回。
- 開催地は全国10〜13地区。
- 費用は1級が16,400円、2級が8,200円程度。
- 公式サイト
②造園技能士(1〜3級)
- 特徴
-
- 造園や庭に関するさまざまな知識とスキルを証明する国家資格。
- 住宅の庭づくりやその維持管理、マンションや公園などの緑地づくりなどにも活用できる。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数はどの級も年1回。
- 開催地は各都道府県。
- 費用はどの級も21,000円程度。
- 公式サイト
- 参考サイト
③土木施工管理技士(1〜2級)
- 特徴
-
- 土木工事の現場で工事管理ができるようになる国家資格。
- 外構工事だけでなく、土木・建設など、より大きな業界で求められているスキル。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数は1級、2級ともに年1回。
- 開催地は全国10〜19地区。
- 費用は1級が21,000円、2級が10,500円程度。
- 公式サイト
④左官技能士(特〜3級)
- 特徴
-
- 左官のスキルを証明する国家資格。
- ちなみに、左官とは土や漆喰などをコテなどで壁に塗る仕事です。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数はどの級も年1回。
- 開催地は各都道府県。
- 費用はどの級も21,000円程度。
- 公式サイト
- 参考サイト
⑤バルコニー施工技能士
- 特徴
-
- バルコニー建設に必要な知識やスキルから、安全点検までできることを証明する国家資格。
- 雨風に直接さらされるバルコニーは劣化しやすいので、安全で確かなバルコニーを建設できる証明になる。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数はどの級も年1回。
- 開催地は各都道府県。
- 費用はどの級も21,000円程度。
- 公式サイト
⑥ブロック建築技能士(1〜3級)
- 特徴
-
- ブロック建築とは、補強用の鉄筋を通したコンクリートブロックで建築する手法のこと。
- ブロック建築技能士は、ブロック建築に必要なスキルを証明する国家資格。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数はどの級も年1回。
- 開催地は各都道府県。
- 費用はどの級も21,000円程度。
- 公式サイト
- 参考サイト
3つの民間の資格
こちらの民間資格は実践的なものが多く、仕事の幅をぐんと広げてくれます。
就職から独立など、それぞれの将来像に合わせて資格を取得していくのがおすすめです。
①エクステリアプランナー(1〜2級)
- 特徴
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- 外構・エクステリア工事全般の知識やスキルを証明する民間資格。
- 勉強することで、オシャレで住みやすい家まわりの環境を提案できるスペシャリストが目指せる。
- 試験回数と開催地と費用
-
- 試験回数はどの級も年1回。
- 開催地は全国34カ所程度。
- 費用は1級が14,300円で、2級が11,000円。
- 公式サイト
②建築コンクリートブロック工事士(1〜3級)
- 特徴
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- 建築コンクリートブロック工事の専門性とスキル、安全な施工ができることを証明する民間資格。
- この資格が「1級エクステリアプランナー」「ブロック塀診断士」の受験資格の1つとなっている。
- 試験回数と開催地と費用
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- 試験回数は年1回。
- 開催地は東京浅草橋。
- 費用は38,500円。(資格登録料含む)
- 公式サイト
③ブロック塀診断士
- 特徴
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- ブロック塀の危険箇所の調査や安全性を診断できる専門資格。
- 試験回数と開催地と費用
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- 試験回数はどの級も年1回。
- 2022年はWeb上で試験を行った。
- 費用は41,800円。
- 公式サイト
技能講習のまとめ
- 外構工事を始め、作業現場で必要な技術を学ぶ。
- 主要都市に「教習所」があり、建設機械メーカーなどが運営している。
- 学習内容によって費用や時間が異なり、1〜5万円程度、1日〜3日くらいかかる。
外構工事のスキルは現場で学ぶのがメインですが、工具の安全な使い方やクレーン車の使用方法など、専門的な技術を教えてくれる「教習所」があります。
主にコベルコ建機や小松製作所などの建設機械メーカーが開催しており、主要都市で実施されています。
引用:コマツ教習所 センター一覧ページ
上記はコマツ教習所のセンター一覧マップです。
「技能講習のポイント」にも書きましたが、1つのスキルを学ぶのに3日ほどかかる場合もあります。ですので、仕事のスケジュールを見ながら、泊りがけで学びにいく方も多いです。
この章では、外構工事に必要な講習をまとめていきます。
①玉掛け技能講習
引用:コベルコ技能講習・玉掛け技能講習
- 特徴
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- 「玉掛け」とはクレーン車などで荷物をつる一連の作業のこと。
- クレーン車の種類や特徴、構造、各機能、安全装置などを学び、安全に作業ができるようにするもの。
- 費用は24,000円程度で、講習時間は3日(19時間)ほどかかる。
②丸のこ等取扱い作業従事者安全教育
引用:コベルコ技能講習・丸のこ等取扱作業従事者安全教育
- 特徴
-
- 「丸のこ」とは電動のこぎりの一種で、建設現場などで広く使用されている。
- とても便利な機械ですが事故も起こりやすいので、正しい使用方法や整備などの知識を身につける必要がある。
- 費用は10,500円程度で、講習時間は4時間ほどかかる。
③自由研削といしの取替え等特別教育
引用:コベルコ技能講習・自由研削といしの取替え等特別教育
- 特徴
-
- 「グラインダー」(研削盤)という電動で研磨・切断する機械の取り扱いや、といしの取り替えを学ぶ講習。
- 取り替え作業が正しく行われないと重大な事故を引き起こす恐れがあるので、この作業を行う人は必ず受ける講習となっている。
- 費用は10,500円程度で、講習時間は6時間ほどかかる。
④小型移動式クレーン運転技能講習
引用:コベルコ技能講習・小型移動式クレーン運転技能講習
- 特徴
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- 「小型の移動式クレーン」の操作方法や運用に必要な知識を学ぶ講習です。
- 外構工事でも人の力で動かせないものがあるときは小型クレーン車を使用するので大事なスキル。
- 費用は48,800円程度で、講習時間は3日(20時間)ほどかかる。
⑤小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
引用:コベルコ技能講習・小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
- 特徴
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- 掘る、整地する、運ぶ、積み込む、くいを打つなどの作業を行う車両の操作を学ぶ講習。
- 「小型の移動式クレーン」とともに、独立を考えると自分1人で色々な車両を操作できるようになる必要がある。
- 費用は16,000円程度。講習時間は2日(13時間)ほどかかる。
以上が、外構工事に必要な技能講習でした。
実際に以下の公式ページを見ると、より詳しいことがわかリますよ!
現場のスキルのまとめ
現場で必要なスキルは数え切れないほどあります。
ここで紹介するのはその中でも重要でレアなスキル。 身につければ自分自身の価値が高まり、周囲から引っ張りだこになるほど外構工事で重要な技術です。
そう簡単にマスターできるものでもありませんが、若い頃からこのようなスキルを知り、実際に見聞きできるようにアンテナを広げることが大切です。
①CAD
- 特徴
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- CADとはパソコンで設計図を描くことで、外構工事をやる際には自社で作るか他社に依頼するかになる。
- CADは費用が高額だがその分やる人も少なく、「外構工事とCADを両方できる」というのが強力な差別化になる。
- 独立をしたら他社との仕事の取り合いになるが、「外構工事+CAD」のスキルがあると仕事が増える。
こちらの動画を見ると、「CADで何ができるのか?」がすぐにわかります。
正直CADにかかる費用はかなりの金額です。
しかし、「仕事の初期投資」と考えて挑戦することをおすすめします。
私もCADがあったから仕事が途切れませんし、月収100万円を達成できました!
コア抜き
- 特徴
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- 「コア抜き」とは専用の機材(コアドリル)を使ってコンクリートに穴を開ける作業のこと。
- 穴にフェンスの支柱を立てたり、配線や配管を通したりする。
- 確かな技術が必要で、均等に圧をかけていかないと土台のコンクリなどが壊れる場合がある。
型枠作業
- 特徴
-
- コンクリートを流し込む「型枠」をつくる作業のことで、コンクリで建物をつくる場合は欠かせない仕事。
- 1ミリ、2ミリの誤差が許されない業務なので、熟練の技が必要。
左官スキル
- 特徴
-
- コテなどを使用して土や漆喰を壁に塗り上げたり、地面にコンクリをひいたりする仕事。
- まさに職人の技術であり、できる人が限られているので他の人の差別化としても輝くスキル。
アンカー工事
- 特徴
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- 「アンカー工事」とはコンクリート部分に構造物を固定させる工事のこと。
- 固定が不十分だと固定物が倒れて危険なので、的確な作業が求められる。
みなさんの身の回りにあるもので説明すると、「自動販売機の固定」ですね。
大きな自動販売機をコンクリートに金具(アンカーボルト)でしっかりと固定するのがアンカー工事です。
【月収100万を実現する】就職から独立までのスキルアップの手順
ここまで外構・エクステリア工事に関連する資格やスキルを紹介してきました。
ひと言で「外構工事」といってもたくさんのジャンルに分かれていますので、その数に驚かれたかもしれません。
本当にたくさんありすぎて、何から始めたらいいかさっぱりわかりません。
ご安心下さい!
実際に月収100万を達成した私が、スキルアップのロードマップをつくりました。
「10年間」というスパンでまとめていきます。
①【就職時代】職歴1〜3年程度で受講すべき資格と講習
- 玉掛け技能講習
- 丸のこ等取扱い作業従事者安全教育
- 自由研削といしの取替え等特別教育
- 小型移動式クレーン運転技能講習
- 小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
就職した数年は、まずは会社の基本業務を覚えましょう。
あなたがいるその会社で、上司や先輩たちに「この子はがんばっているな!」と思ってもらうことが1番重要です。
その上で、上記の講習に積極的に参加して知識やスキルを身につけていって下さい。
「◯◯の講習を受けたいんですけど、どこで受けるのがいいですかね?」などと先輩に聞くといいです。
もしかしたら、会社の経費や時間をつかってあなたを講習に行かせてくれるかもしれません。たとえ自腹だとしても「この子はやる気だ!」とみんなが嬉しい気持ちになります。
計算してやるのはちょっと違いますが、上司や先輩たちが「一緒に働きたい」と思える人になることで、独立後もいい関係を築けると思います。
独立するまでに自分でできることを1つでも増やすことが、安定して稼ぐ力につながります。
②【独立初期】職歴3〜5年程度で受講すべき資格と講習
- 建築コンクリートブロック工事士
- ブロック塀診断士
会社の通常業務ができ、外構・エクステリア工事の基本スキルが身についたら、次は「コンクリート系の資格」をとることをおすすめします。
なぜなら、私たちの仕事のほとんどは「コンクリート」をあつかうからです。
1番に取得すべきは「建築コンクリートブロック工事士」です。
この資格はコンクリートブロック工事に関する材料や構造、施工、原価管理などの専門的知識と技術を身につけた証明になります。
この資格を取得することで「私はコンクリートブロックの専門家です!」と胸をはって言えるようになります。
資格とかって、絶対に取らなければダメですかね?テストとか正直めんどくさいです。
もちろん、この資格がなくてもコンクリートブロックを積み上げ、ちゃんとした仕事をすることができます。
ただ、独立して大きく稼ぎたい場合「◯◯のプロです」と証明できる信頼性・権威性は大切です。
独立して自分1人で仕事をすると稼ぎは大きくなりますが、仕事を自分で手に入れる必要があります。
お客様からの信頼を高めるためにも、自分の武器を1つでも多く持っておきましょう。
「建築コンクリートブロック工事士」の資格は講習を受けてから試験をするタイプなので、かなり受かりやすい民間資格となっています。
試験会場は東京のみのようですが、自分の信頼性を高めるためにぜひチャレンジしてみてください。(公式サイトはこちらです)
③【独立中期】職歴5〜10年程度で受講すべき資格と講習
- CADスキル
- エクステリアプランナー
- 造園技能士(国家資格)
- 造園施工管理技士(国家資格)
- ブロック塀診断士
- ブロック建築技能士(国家資格)
- 建築コンクリートブロック工事士
- 土木施工管理技士(国家資格)
- 左官技能士(国家資格)
- バルコニー施工技能士(国家資格)
外構工事で働いて5年目以降は、自分の好みに合わせて専門性を高めるステージです。
大きく稼ぐならばCADスキルは必須。
それ以外は、得意なことをさらに伸ばすために国家資格などの取得をおすすめします。
独立していることを考えると、ライバル会社との「差別化」が必須です。
「ブロック塀の施工や安全診断はうちの会社にお任せ下さい!」と言えるような得意分野を持つことが、安定的に稼ぎ続ける秘訣です。
そのためには5年目までに経験の幅をなるべく広げておき、「自分はこれが好き」「これが得意」というものを見つけることが大切になります。
外構工事で働きだしても時々この記事を読み返し、外構・エクステリア工事の資格、スキルの全体像を意識するのをおすすめします。
まとめ:資格やスキルだけでは稼げない話
ここまで外構・エクステリア工事で必要な資格・スキルについてまとめてきましたが、それだけでは独立して月100万円を稼ぐことはできません。
えぇ〜、なんでですか!?
「月100万円稼ぐ」ための仕事をあなたのところに持ってきてくれるのは「人」です。
いくらスキルが高くても、仕事への誠実な態度や人との信頼関係がなければ、だれもあなたのところに仕事を持ってきてはくれないからです。
大事なのは「あなたの人間性」であり、「1日1日一生懸命に働くこと」です。
よくある言葉ですが、その積み重ねの先にしか大きな成功は生まれません。
これから外構工事に挑戦する人もすでに頑張っている人も、資格やスキルという見通しを持ちながらも、まずは目の前の仕事に夢中になり、身近な人をあなたの応援者にしていってください。